\\ SURUTOCOのトリセツ // 「⑤印刷してみましょう!」

SURUTOCOのトリセツ⑤
印刷してみましょう
ごきげんよう、スタッフおかなです。

SURUTOCOのトリセツも第5弾。
原稿ができて、何に何色で刷るか決まったら、いよいよアレですね!
「印刷してみよう」!

やっとここまできました…
コツとポイントさえ押さえれば、印刷そのものはとってもカンタン。
初めての方もそうでない方も、ひととおりの流れを確認してみましょう。

ー目次ー

<はじめに>
印刷の流れ
■きれいに刷るためのポイント

<印刷するぞ!>
■まずは1枚
■決まった位置に印刷しよう
■重ねて印刷しよう
■仕上げについて

<おわりに>
シルクスクリーンを楽しむみなさまへ


それでは、はじまりはじまり~
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


<はじめに>
■印刷の流れ
SURUTOCOでは、こんな道具を使っています。
フレーム、スキージ、パレットナイフ(スプーンでもどうにかなります)
などなど…

大まかな流れは、だいたいこんなかんじ↓

①印刷したい面の上に版を置く

②絵柄の少し向こうにインクをのせる

③スキージを使って、版と印刷したい面を密着させながらインクを引く

④フレームをはずして、刷り上がり!



■きれいに刷るためのポイント

これが一番大事です!!
ポイントを知っていれば、状況が変わってもいろんなものに応用できます。
この3つ、だまされたと思って覚えてください!!

きれいに刷るためのポイント3つ

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印刷したい面が一番高くなっていること
②印刷したい面と版が平行になっていること
③印刷したい面と版の距離が1〜2mmあいていること
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シルクスクリーンの仕組みは、ざっくり言うと「穴からインクを落としてくっつける」だけ。
つくりがシンプルなぶん、セッティングが肝心です。
それぞれのポイントについて図で見ていきましょう。





①印刷したい面を一番高くする

バッグやポーチなどは、縫い代や留め具があるので厚みが一定ではありません。
スキージはまっすぐなので、凸凹したままだとインクが印刷したい面にうまく届かないことがあります。



印刷したい面を一番高くすれば、縫い代も留め具もファスナーもよけて印刷することができます。


そこで!!

板を中敷きにして厚みを足してやると、インクがしっかり印刷面に届きます。
もう、誰にも邪魔させない!





②印刷したい面を平らにする

まっすぐなスキージでインクを落としていくので、
印刷面に凹凸があると、「むら」や「かすれ」が出てしまいます。



見た目には平らでも、

・下に縫い目や糸くずが隠れている
・バッグなどのマチやポケットが重なっている
・Tシャツの首なども注意!



この場合も、板を中敷きにして、凸凹をなくすのが有効です。

また、印刷前に手で触って平らかどうか確かめるとより安心。

スキージがぴったり沿うときれいに刷れます!



③印刷したい面と版を1~2mm離す
意外に忘れがちなのが「印刷面と版の距離」。

版の高さを調節するのはとっても大事です。



<印刷面と版が1~2mm離れてる場合>

版と印刷面が適切に離れていると、インクは図案のとおりに落ちます。
(赤いのがインク、黒い線が印刷面だと思ってください…)


<印刷面と版がくっついている場合>

落ちたインクが印刷面と版の間で広がってしまい、周りににじんでしまいます。




<印刷面と版が離れすぎている場合>

インクが印刷面に届かなくて、色が出なかったりかすれたりします。



きれいに印刷するためには、

「印刷面を整えて、適切な量のインクが落ちるようコントロールすること」が大切ですね。

それでは、この3つのポイントを踏まえて早速印刷してみましょう。





<印刷するぞ!>

■まずは1枚
手始めに、平らなものに印刷してみます。
みんな大好き
Tシャツ!!
縫い代を避ければ印刷面はばっちり平らなので、あとは版の高さを調節するのみ。

そして、SURIMACCAフレームのいいところは……
これ!
このピンクのかぎかっこ!!!

浮かしパーツといって、フレームの裏側にはめこむだけで版を2mmほど高くできます。


これで高さはばっちり!
かんたーん。

①版を印刷したい位置にのせます。


②インクを図案の向こう側にのせます。
図案の幅を確認して、はじめはたっぷりめにのせます。


③フレーム位置を固定します。

一枚だけなら、フレームを押さえてもらうのもアリ。
ずれたり回転したりしないように、
お互いの腕がぶつからない位置で2箇所押さえます。

④スキージを使って、インクを引きます。


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【スキージの持ち方】
●親指とその他の4本指ではさむ
●端から2㎝くらいのところに指をひろげる
●小指もしっかり前に出す
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全体に均等に力がかかるように心がけましょう。

また、スキージが横方向にしなるとムラの原因になりますので、
指でしっかり支えて曲がらないようにします。

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角度 :45度くらい
力加減:スキージの先が印刷面にしっかり当たっていればOK
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手首を返すように指先に力をこめて、コツンと固い手応えがあったら、それで十分です。

※力を入れすぎると、印刷面に一度のったインクを削ぎ落としてしまいます。
色が薄くなってしまいますので、要注意。


角度を変えずに、一定のペースで引きます。
あんまりゆっくりだと、かえってペースを保ちにくいのでほどほどに。
慣れてくると、シュッと刷れます。

版をはずします。
扉を開けるように、まっすぐに上げると安心です。

できました!


※小さいものなら一人でも!※
片手で押さえて片手で刷ることもできます。

■決まった位置に印刷しよう

同じ位置に何枚も印刷したい、という場合に必要なのが
「位置合わせ」です。

同じ位置に印刷するには、「刷り台」もしくは「ホルダー」で版を固定します。
パタパタと同じ位置に上げ下ろし。

今度もTシャツに印刷してみましょう。
中敷きの板を入れて、印刷したい面を高く、平らにします。
サイズに対して図案が大きいので、念のため。

図案を紙にプリントアウトして、バランスを見ながら印刷位置を決めます。
印刷したい位置が決まったら、Tシャツに配置して、マスキングテープで仮留め

版の位置が印刷面から1~2mm離れるよう、高さを調節します。
今回は、Tシャツを底上げするために下に板を敷きました。

Tシャツに貼った図案と、版の図案の位置をあわせます。

見えにくいですが、ぴったり合いました!

セッティングを終えたら、
Tシャツの輪郭にそって、マスキングテープで目印をつけましょう。
目印のとおりにTシャツを置くと、毎回同じ位置に印刷できます!





---------------------------※注意点※---------------------------

SURIMACCAインクは水性なので、乾燥すると耐水性になります。

版にインクがついたまま3~5分放置すると、
穴に残ったインクが乾いて詰まってしまいます
印刷をスタートしたら一気に刷ってしまいましょう。

途中で休憩したいときは、いちど版を洗ってから。

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■重ねて印刷しよう

「位置合わせ」の応用です。
重ねて印刷するときは、透明なシートを使うのが便利です。
白の上からオレンジを刷りますよー
透明シートが印刷位置にかぶるように置いて、とびら状に固定します。

 ぱたん

Tシャツにかぶせて、重ねたい絵柄を一度透明シートに印刷します。
シート上に刷ったオレンジの絵柄と、先に刷った白い絵柄がきれいに合うようにTシャツの位置をずらします。


シートを外して刷ると…

うまく重ねることができました!

■仕上げについて

SURIMACCAインクは水性なので、
自然乾燥で定着します。

洗濯しても大丈夫!
裏返してネットに入れると長持ちします。

急いでいるときや重ね刷りをしたいときは、
①ドライヤーで表面を乾かす
②あて布をして、アイロンをかける
そうすると、すぐ乾くので次の作業に移れます。

小さい面積なら、ドライヤーだけでOK。


<おわりに>
印刷の仕組み注意点の理由がわかると、
自分でいろいろ工夫して、変わったことや面白いことができるかも?

やり方さえわかれば、楽しい印刷ライフの幕開けです!
SURUTOCO LAB.では他にもいろんな印刷方法を実験中。
基本を押さえたら、ぜひ新しいことにもチャレンジしてみてくださいね!!



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