電解マーキング印刷実験ーその①いろんな金属に印刷!ー


いろいろな金属に電解マーキング印刷!


「電解マーキング印刷」はシルクスクリーンの版を使って金属に印刷をする手法です。
インクを使わず、電解液という液体を使うだけなので、実はとっても簡単に印刷できます!
金属素材が電解液に触れることで金属の表面が化学反応を起こし、色が変わる印刷方法!


お店にある電解マーキング印刷機はステンレス専用のものとなっていますが、
金属ならどれでも反応します。ステンレスならはっきりと黒く印刷されるのが特徴です。


今回の実験では、どの金属素材がどんな色になるかを見ていきます!
さらに!電解マーキング印刷機には黒く印刷する方法と白く印刷する方法
(エッチングのように素材の色をそのまま活かした方法)があります。
機械のスイッチをパチパチと切り替えるだけで印刷方法を変えることができます。
この黒と白の印刷のできばえも合せて見ていきます!


動画は真鍮に印刷してみた様子です。
上側が黒く印刷したもの、下側が白く印刷したものです。
【BLACK】真鍮もしっかり黒く印刷できています!
【WHITE】はじめは黒く印刷される?と思いきや拭き取れば白くなりました!

黒と白がしっかりと映えています、、!
出だしいい感じではないでしょうか、、!
ステンレスだけだと思っていたので、案外いけそう!
それではもっと詳しく見ていきます!
写真はあくまで参考程度でお願いします。

「真鍮」:アンティーク風な仕上がり!

【BLACK】:焦げ茶色で印刷ができました。線は均等な色の濃さですが、印刷面積の広いものは色むらができていました。刷り方も影響すると思いますが、線だとキレイそうです。アクセサリー作りに活かせそうです!
【WHITE】:こちらも少し色むらができています。白っぽくなっているところもあればキレイにエッチングのようになっているところもありました。

「ブリキ」:どちらも黒っぽくなる!

【BLACK】:濃い目のグレーで印刷できました。思っていたより黒に近いのでブリキ缶などに印刷したくなります。
【WHITE】:グレーで印刷できました。ところどころ白く印刷できているところもありますが、ブリキは黒で印刷するほうが良さそうです。

「ステンレス」:さすがステンレス!

 【BLACK】:ステンレス用だけあって、ばしっと黒色が発色しています。
【WHITE】:白いところがあまりなく、エッチングのような仕上がりになります。目立たせたくないけど、さり気なくアピールする際に使えそうな印象です。

「アルミ」白色の印刷がオススメ!

【BLACK】:ぼやぼやです。使い方によってはカッコよくもなりそうですが、活用が難しそうです。
【WHITE】:ばしっと白くなりました!ここまで白かったらありですね!
注意:多くのアルミ素材は表面に塗装が施されています。電気が流れず反応しないことが多いです。持ち込み素材に印刷する際はお気を付けください。

「B亜鉛引き鉄板」:ぼやぼやしている!

鉄板に亜鉛メッキを施してサビ防止加工にしたもの

【BLACK】:うすいグレー印刷となりました。斜めから印刷面を見ると印刷面はキレイに見えますが、正面から見るとぼやぼやと滲んだ仕上がりになりました。
【WHITE】:BLACKよりはキレイな仕上がりになりました。ただ印刷面積の広いところはまだら模様になっています。

「銅」:やわらかな仕上がり!

【BLACK】:うす茶色で印刷ができました。色が濃すぎず、薄すぎず、文字も読める程度でやわらかな印象を受けます。真鍮を同じくアクセサリー用に印刷するのもあり!
【WHITE】:印刷面積が大きいところは白っぽく、線は白っぽくなっているところもあればキレイにエッチングのようになっているところもありました。

「鉄」:渋い仕上がり!ブリキより印刷は薄い印象

【BLACK】:きれいに印刷できていますが、黒いというよりは渋いという印象を受けました。徐々に主観がまじり始めています!
【WHITE】:ほんの少し印刷の周りにぼやのようなものがかかっています。はっきりとした印刷には向かないようです。


 結果発表!!

ステンレス > ブリキ > 鉄の順番で黒く印刷できた。
白を見せたいならアルミがオススメ!
真鍮や銅は柔らかい、アンティークチックな仕上がりになる。
B亜鉛引き鉄板はぼやぼや!


今回の実験は一例です。素材によっては不純物が入っているので同じようには印刷できません。
ステンレス以外で印刷をする際はまず試し刷りがオススメです!
お店に今回の実験のテンプレートを置いておきますので、ぜひ手にとって見てみてくださいね!

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電解マーキング印刷ができるところ

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