グレーデータで製版する実験ーー!

今回のスルラボは、グレーデータを製版する実験です!


原稿の作り方はこちらのリンクを参考くださいね!
https://surimacca.com/howtogenko.html

いつも皆さんに「原稿は黒一色のデータをつくりましょう。」と案内しています。
原稿で黒い部分がしっかりと製版されます。基本的に黒ではないグレー部分があるとデータ不備となります。

では、グレーや濃度差があるデータを製版したら、仕上がりは一体どんな感じになるのか?
実験したいと思います!

実験するため、このようなデータを用意しました!
データのカラー形式はCMYKカラー、①K=100%から10%の塗り面、②グラデーション、そして③手描きサンプルを作成しました。
(※ちなみにRGBデータだとうまく印刷できません)


手描き原稿はスキャンし、Photoshopでコントラストを編集します。
※目づまりやかすれを避けるために、データをまっくろに修正しました。


印刷するものは「紙」、「シーチング生地」、「キャンバス生地」を用意しました!

気になる仕上がりは一体…⁈

先に「紙」からみてみましょう!

「紙」

なんと!原稿のグレー部分は網点で表現される!!
そして、グレーの濃淡によって網点の粗さが変わる!

製版機が勝手にグレー部分をドットに変えるので、線数などはよくわかりません!
10%の部分は薄過ぎるので、ほどんと見えない感じですね。

70メッシュはやはり潰れやすいですー😩
さらに細か過ぎるところも、潰れますね!


次は布の仕上がりをチェックしてみよう!
「シーチング生地」
薄い綿生地の仕上がり
黒が100%ではないところはやはり色ムラがでますね!



「キャンバス生地」
キャンバス生地の仕上がり
布の表面が粗いので、ほかの素材に比べると薄く見えますね!


今回の実験の結果をみると、
グレーのデータで製版はできますが、網点の細かさによって、絵柄の潰れや目づまりの問題が起きやすそうです。
そして素材について、表面が粗い素材だとかすれやすいので、仕上がりの印象も変わりますね!


目づまりかすれ具合を避けるために、データをまっくろに編集した原稿がおすすめです。
※ドットの表現を作る際は、あらかじめ原稿の時点で作成しているとイメージ通りに仕上がりやすいです。
※印刷する力の加減やスキージの角度、もしくはインクや素材の種類について仕上がりが変わる場合があります。
※グレーデータの製版はかなり目づまりの現象が起きやすいため、印刷状況について仕上がりがどんどん薄くなる場合があります。

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